ヌイグルマーZ

INFORMATION

INTRODUCTION

中川翔子×大槻ケンヂ×井口昇 奇跡のコラボレーション!
中川翔子初主演映画『ヌイグルマーZ』は、大槻ケンヂ(筋肉少女隊・特撮)と、監督・井口昇(電人ザボーガー)の出会いから始まった、奇跡のコラボレーションである。2000 年、大槻ケンヂ率いる大人気バンド・特撮のアルバム「ヌイグルマー」がリリースされ、その中の楽曲「戦え!ヌイグルマー」の歌詞を元に小説「縫製人間ヌイグルマー」が書き下ろされたのは2006 年。それから更に7 年の時を経た2013 年、雑誌「映画秘宝」の常連である井口昇と大槻ケンヂが出会い、意気投合。これが映画化へのファーストステップとなった。「縫製人間ヌイグルマー」にインスパイアされた井口昇は本作『ヌイグルマーZ』のシナリオ 執筆を開始。その切なくも力強い世界観を忠実に守りながら、コスプレクイーンの中川翔子を主演に据え、ロリータ!ピンク!フワフワ!をギュッと詰め込んだ、実写版プリキュアとも言うべ き、ガーリーヒーロー物語を紡ぎ出した。
「電人ザボーガー」以前から一貫した、井口昇の「弱い者だって、ホントはスゲーことができるんだ!」というスタンスは変わらない。「こんな私だって、きっと空を飛べる、ヒーローになれる!」孤独な少女の一途な想いが世界を変えて行く。ファンタジックなヒーロー・ヌイグルマー役に日本最高のアクション女優武田梨奈を、アクション監督に「仮面ライダー」シリーズの宮崎剛を迎えて描かれる物語のスピード感と迫力は、見る者を圧倒する。

STORY

故郷滅亡の危機を察して、銀河系果ての惑星ドムホから飛び立った綿状生命体たち。
彼らは新たな故郷を求めて、地球に辿りつく。

綿状生命体の最強戦士ドゥーマアは、鮎川冬子が作っていた娘の誕生日プレゼント用のテディベアの体内に辿り着き、冬子の娘の響子と出会う。響子から「自分を必要とするエネルギー」を感じ、再び生きる目的を見つけたドゥーマアは、ピンクのテディベア「ブースケ」として、響子を守るために生きる事を決意する。

そんな彼らの元に突如現れた、冬子の妹、夢子。ロリータファッションに身を包んだ夢子は、冬子の家で居候を始めるが、何をやってもドジばかり。ダメダメなダメ子として、響子にも嫌われてしまう。見落ち込む夢子を見るに見かねたブースケは夢子を叱咤激励。自分と共に響子を「姫」として守れ、と命じるのだった。
一方、もう一人の戦士「デパルザ」は、人間世界を呪う男・タケシと合体し、人間をゾンビ化して操り、人類を滅亡させるという邪悪な計画を推し進めていた。響子の誕生日、レストランに無数のゾンビ達が出現、冬子の命を奪い、響子を襲う!
響子を助けるべく奮闘する夢子だったが、彼女の前に悪の首領チャーリーとその一味、片腕ロリータと超能力少年キルビリーが立ちふさがる。命を懸けて響子を守ろうとする夢子は、片腕ロリータの放った銃弾に倒れる。その時、奇跡が起こった。
戦士ドゥーマァの宿るヌイグルミのブースケと夢子は合体し、ヌイグルマーに変身したのだ!
激しい戦いののち、チャーリーたちは復讐を誓って去って行く。

そして、数年後。
チャーリーの恐るべき計画は秘密裏に進められ、高校生に成長した響子に魔の手が迫る。
ブースケと夢子は、響子を守り抜くことができるのか!?